船橋で朝からトマトカレーをいただき、そのまま「船橋海浜公園」行バスにのって終点まで。今日はこのお天気の休日ということで、臨時便が多発していますので、すぐに乗れたのが嬉しいですね。
ということで、三番瀬干潟に到着。
潮干狩り場所は利用料金・大人420円(浅蜊お持ち帰りは、別途100g60円)ですが、我々はそのフェンスの先で作業をいたしますので無料。中には斯様にフェンス脇を掘って、無料で浅蜊を漁ろうという方々もいます。健気です(笑)。
まぁ我々は浅蜊が主目的ではありませんので、遠めにそのような方々を眺めていますが、地元の方のお話だと、今年は不漁とのこと。昨年、青潮が大発生で稚貝がほぼ絶滅だったゆえ十分に育っていないとのことです。なるほど。
しかし、天気は素晴らしく、眺めも最高です。アカエイも登場ですね(笑・汗)。
そして浅蜊は主目的ではないですけど、一応、少しは採集。
明らかに色合いの違う貝殻のものは、東京湾産じゃないそうです。潮干狩りのために入れているものが、フェンスの外に出てきてしまったということですね、はい。
いわゆる江戸前のネタである東京湾の魚貝類たちのゆりかご(稚魚・稚貝の生育の場)であり、東京湾に注ぐ河川水の浄化装置でもある干潟も、今は限られた場所にしか残っていません。その中で都心部に近く、規模も比較的大きいのは、ここ三番瀬だけということですね。湾岸道路の建設予定が止まって、現在はこのように残されていますが、今後はどうなるか、実はわからないようです。
残ってほしい、素直にそう思える風景です。